外壁・屋根以外のメンテナンスは必要か?
皆さんこんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。 京都・向日市・長岡京市・宇治市・亀岡市・滋賀県・大津市・草津市の外壁塗装専門店サガテクノです。
本日は外壁や屋根以外の部位についてお話しします。
外壁・屋根塗装の施工といえば一番目に入る壁や屋根を想像することがほとんどではないでしょうか?
しかし外壁塗装といっても一概には言えません。外壁と屋根を支える物や建物を支えるためのものなど役割は様々です。今日はその中から「軒天・雨樋、破風、鼻隠し」の役割とメンテナンスについてご紹介します。
まずは雨樋についてです。
主な役割は屋根から流れてくる雨水を集め、地上や下水に雨水を排出する役割を担っています。
雨樋がなければどうなるでしょうか?
➡屋根から伝わってきた雨水が直接屋根や庇に当たるため雨音が大きくなり雨水が飛散し外壁に雨汚れが目立ちます。
雨樋の役割
①建物の腐食を防止:雨水が軒先・軒裏や外壁似まわって建物が腐食することを防ぐ。
②住まいの快適性を向上させる:外壁の内部に雨水が侵入すると雨漏りの原因になるのはもちろんのこと、湿気によるじめじめした空気が広がります。雨音が軽減されるなど快適な環境を作るためにも雨樋は必要です。
③建物を保護する役割:雨樋は建物を保護するという重要な役割を担っています。近年の住宅の構造上軒の出がない建物が増えてきました。雨樋がなければ雨水を集めることが出来ず、地面に落ちた雨水が跳ね返りが外壁に当たり汚れてしまいます。雨樋があることによりこのような汚れや劣化を緩やかにすることが出来ます。
続いては軒についてです。
雨樋に続き軒も建物を保護する役割を担っています。
軒がない建物は外壁に直接雨や直射日光が当たります。外壁の劣化の原因となる雨や紫外線が直接当たるわけなので、外壁の劣化も早くなります。また、住宅瑕疵担保責任保険協会の調査によると、軒の出のない建物では軒の出のある建物に比べて雨漏りの件数が5倍にもなると確認されています。これにより雨漏りの可能性が高くなるということもわかります。軒も雨樋同様建物の保護に欠かせない役割を担っています。
破風・鼻隠し
破風とは、屋根の側面についてる板で雨樋が付いていない面を指します。
鼻隠しとは軒先についている雨樋が横長に設置されている箇所のことです。
破風の役割
屋根と外壁の隙間を埋めるためにつけられているのが破風板です。
防風・防水・防火
「風を破る板」と書くように破風は屋根裏への風の侵入を防ぐためのものです。大屋根は上から吹く風には強いですが横や下から吹く風には弱いです。そのため
火災時に煙や炎は下から上へと上がります。屋根裏は火災の対策がされていないことがほとんどのため破風がないとすぐに家全体に火が回ってしまいます。建物は全勝してしまうと焼け落ちてしまいます。それを防ぐために破風はとても重要です。
鼻隠し
破風樋似た役割で間違えて覚えてしまうこともあります。
鼻隠しは軒先に取り付けられる横板の部材で建物主に屋根を保護する役割をになっています。
①屋根の強度を上げる。
屋根の構造の一つの「垂木」同士をつなぐ役割を果たしており屋根の強度を上げています。
②建物の見栄えをよくしている。
鼻隠しの最大の役割として上げられるのが見栄えをよくすることです。「垂木」の切り口を隠し建物の見栄えを維持しています。
これらの劣化症状としては雨水による腐食が主に上げられます。建物を保護する役割を担っているため直接雨水が当たったり集めたりするため当然劣化をします。これらの部分も外壁塗装をする際ご一緒にメンテナンスをお考え下さい。
メンテナンス方法としては取替、カバー工法、塗装があります。
お家のメンテナンスは外壁・屋根がメインになりがちでその他の部分はクローズアップされにくくいですが、雨樋・軒・破風・鼻隠しはそれぞれ住宅に欠かせない役割をしています。長く今のお家に住むためにも定期的なメンテナンスをお考え下さい。
メンテナンス塗装の相談、お見積りはサガテクノにお任せください。