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コンクリート外壁塗装の費用相場と塗り替え時期:業者選びのポイント

コンクリート外壁の塗装を検討中ですか?この記事では、コンクリート外壁塗装の費用相場、塗り替え時期、業者選びのポイントを詳しく解説します。ひび割れや塗膜の剥がれなど、劣化症状別のメンテナンス方法や、費用を抑えるコツもご紹介。塗料の種類(撥水剤、カラークリアー塗料など)についても触れます。

 

コンクリート外壁塗装の重要性とタイミング

コンクリート外壁塗装の必要性

コンクリート外壁は、建物を風雨や紫外線から守る重要な役割を担っていますが、そのままの状態ではこれらの外的要因に弱く、劣化が進行しやすいという特性があります。塗装は、コンクリートの表面に保護膜を形成し、水分や有害物質の浸入を防ぎます。これによって、コンクリートの劣化を抑制し、建物の寿命を著しく延ばすことが可能になります。

さらに、塗装は美観の維持にも貢献します。古くなったコンクリート外壁は、汚れや変色が目立ち、建物の印象を損ねてしまうことがあります。定期的な塗装によって、外観を美しく保ち、建物の価値を維持することが重要です。

したがって、コンクリート外壁塗装は、単に美観を向上させるだけでなく、建物の構造そのものを保護し、長期的な資産価値を維持するために不可欠なメンテナンスなのです。適切な時期に適切な塗装を行うことで、建物を長寿命化し、快適な住環境を維持することができます。

塗り替え時期の目安

コンクリート外壁の塗り替え時期は、一般的に10年から15年が目安とされています。これはあくまで一般的な目安であり、建物の立地環境や、使用されている塗料の種類、そして気候条件などによって、塗り替えの最適な時期は変動する可能性があります。

海岸地域のように塩害の影響を受けやすい場所や、日当たりの強い場所などでは、塗膜の劣化が早まる傾向があるため、より短い間隔での塗り替えが必要となる場合があります。

重要なのは、定期的な点検を行い、外壁の状態を把握することです。ひび割れ、塗膜の剥がれ、変色、カビやコケの発生など、劣化の兆候が見られる場合は、早めに専門業者に相談し、適切な時期に塗り替えを行うことが重要です。早期の対応は、建物の構造への深刻なダメージを防ぎ、結果的に修繕費用を抑えることにもつながります。

放置するとどうなる?

コンクリート外壁の塗装を長期間放置すると、様々な問題が発生する可能性があります。まず、塗膜の劣化が進み、コンクリートが直接雨水や紫外線に晒されるようになります。これにより、コンクリート内部に水分が浸入し、中性化と呼ばれる現象を引き起こします。

中性化とは、コンクリートのアルカリ性が失われ、鉄筋の腐食を促進する現象です。鉄筋が腐食すると、膨張してコンクリートを内側から破壊し、ひび割れや剥落の原因となります。

さらに、放置された外壁は美観を損ね、建物の資産価値を低下させる要因となります。汚れやカビが目立ち、老朽化した印象を与えるため、入居率の低下や売却時の評価額に影響が出る可能性もあります。

したがって、コンクリート外壁の塗装は、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するために、定期的に行うべき重要なメンテナンスなのです。早期の対策が、将来的な大きな修繕費用を抑えることにつながります。

コンクリート外壁塗装の費用相場

坪数別の費用相場

コンクリート外壁塗装の費用は、建物の規模、すなわち坪数によって大きく変動します。実際の費用は、使用する塗料の種類やグレード、足場の設置の有無、下地処理の程度、そして業者によっても大きく異なります。

正確な費用を知るためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。見積もりを依頼する際には、建物の図面や写真を提供し、詳細な状況を伝えることで、より正確な見積もりを得ることができます。また、インターネット上の情報や、地域密着型の業者に相談することも、相場を把握する上で有効な手段となります。

費用の内訳

コンクリート外壁塗装の費用は、主に以下の要素で構成されています。

1.塗料代:使用する塗料の種類と量によって変動します。
一般的に、耐久性の高い塗料ほど高価になります。
2.足場代:高所作業を行うために必要な足場の設置費用です。
建物の形状や高さによって費用が異なります。
3.人件費:作業員の人数と作業時間によって変動します。
経験豊富な職人の人件費は高くなる傾向があります。
4.その他費用:高圧洗浄、下地処理(ひび割れ補修、シーリングなど)、
養生、廃棄物処理などの費用が含まれます。

これらの費用の割合は、業者によって異なりますが、一般的には、塗料代が全体の20~30%、足場代が20~30%、人件費が30~40%、その他費用が10~20%程度となることが多いです。

見積もりを依頼する際には、これらの内訳を詳細に確認し、不明な点があれば業者に質問することが重要です。

費用を抑えるコツ

コンクリート外壁塗装の費用を抑えるためには、いくつかの方法があります。

1.複数の業者から相見積もりを取る:複数の業者に見積もりを依頼し、
価格やサービス内容を比較することで、より適切な業者を選ぶことができます。
2.塗料のグレードを下げる:耐久性の高い塗料は高価ですが、
必ずしも最高級の塗料を選ぶ必要はありません。
建物の状況や予算に合わせて、適切なグレードの塗料を選びましょう。
3.地域密着型の業者に依頼する:地域密着型の業者は、
大手業者に比べて費用が安い場合があります。
また、地域の気候や環境に詳しいというメリットもあります。

ただし、費用を抑えることばかりに気を取られず、品質や信頼性も考慮して業者を選ぶことが重要です。安価な業者の中には、手抜き工事を行う業者も存在するため、注意が必要です。

コンクリート外壁に適した塗料と施工方法

塗料の種類

コンクリート外壁には、様々な種類の塗料が使用できます。それぞれの塗料には、特徴やメリット・デメリットがあり、建物の状態や希望する仕上がり、予算などによって最適な塗料を選ぶ必要があります。

代表的な塗料としては、以下のようなものがあります。

1.アクリル塗料:比較的安価で、カラーバリエーションが豊富です。
耐久性は低い傾向があります。
2.ウレタン塗料:アクリル塗料よりも耐久性が高く、
光沢のある仕上がりが特徴です。
3.シリコン塗料:耐候性、耐汚染性に優れており、
長期間美しい外観を維持できます。
4.フッ素塗料:耐久性が非常に高く、
メンテナンスの手間を大幅に軽減できます。
高価なため、高層ビルなどに使用されることが多いです。
5.撥水剤:コンクリートの吸水性を抑え、
劣化を防ぐ効果があります。
6. 弾性塗料:ひび割れに強く、柔軟性があります。
7.カラークリアー塗料:コンクリートの質感を活かしつつ、
色を付けることができます。

これらの塗料の中から、建物の状態や環境、
そして予算などを考慮して、最適な塗料を選ぶことが重要です。

施工方法

コンクリート外壁塗装の一般的な施工手順は、以下の通りです。

1.高圧洗浄:外壁に付着した汚れやカビ、コケなどを高圧洗浄機で洗い落とします。
この工程は、塗料の密着性を高めるために非常に重要です。
2.下地処理:ひび割れや欠損箇所を補修します。
シーリング材の打ち替えや、脆弱な部分の補強なども行います。
3.下塗り:下地と上塗り塗料の密着性を高めるために、下塗り材を塗布します。
下塗り材には、シーラーやプライマーなどがあります。
4.上塗り:上塗り塗料を2回塗布します。
2回塗ることで、塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させます。

これらの工程は、それぞれの塗料の特性や、建物の状態に合わせて、適切に実施する必要があります。特に、下地処理は、塗料の耐久性を大きく左右するため、丁寧に行うことが重要です。また、施工中は、天候にも注意が必要です。雨天時や強風時は、施工を避けるべきです。

業者選びのポイントと注意点

実績と評判の確認

業者選びにおいて、最も重要なポイントの一つは、実績と評判の確認です。長年の実績がある業者は、豊富な経験とノウハウを持っており、様々な状況に対応できる可能性が高いと言えます。

実績を確認するためには、業者のホームページやパンフレットなどを参考に、過去の施工事例や顧客の声などを確認しましょう。また、口コミサイトや評判サイトなども参考になりますが、これらの情報は、あくまで参考程度にとどめ、鵜呑みにしないように注意が必要です。

信頼できる業者を選ぶためには、複数の業者から情報を集め、比較検討することが重要です。また、実際に業者に問い合わせて、担当者の対応や説明などを確認することも有効です。

見積書の精査

見積書は、業者選びの重要な判断材料となります。見積書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば業者に質問し、納得できるまで説明を求めることが重要です。

見積書には、塗料の種類、塗料の量、施工面積、施工方法、足場の有無、下地処理の内容、保証期間など、詳細な情報が記載されているはずです。これらの情報が明確に記載されていない場合や、金額が相場からかけ離れている場合は、注意が必要です。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、より適切な業者を選ぶことができます。また、見積もりの内訳が明確で、詳細な説明がある業者を選ぶことが大切です。

アフターフォローの確認

外壁塗装は、施工が終わってからが始まりと言っても過言ではありません。施工後のアフターフォローが充実している業者を選ぶことは、長期的に安心して建物を維持するために非常に重要です。

保証期間や定期点検の有無、万が一のトラブル発生時の対応など、アフターフォローの内容を事前に確認しましょう。保証期間が長く、定期点検を実施している業者ほど、施工品質に自信を持っていると考えられます。

また、アフターフォローの内容だけでなく、実際にどのような対応をしてくれるのかも確認することが重要です。過去の事例や顧客の声などを参考に、手厚いサポートを受けられる業者を選びましょう。

妹尾代表からの一言

「外壁がボロなってきたけど…コンクリートやし、塗り替えってそもそも要るんかなぁ」「どこに頼んだらええかわからへんし、費用もようわからんわ…」——こんな声、ほんまによく聞きます。

うちに来てくださる方の多くが、外壁塗装なんて初めてで、「だまされへんか心配でな…」と、不安を抱えてはります。でも僕らの仕事は、ただ“壁をきれいに塗る”だけやのうて、“暮らしを守る”ことやと思てます。

コンクリートは丈夫に見えても、年数が経てば劣化して、水がしみ込んだり、見た目も悪うなったりします。でもちゃんと手をかければ、家はもっと長持ちして、街並みも美しゅうなる。

僕自身、器用な方やなかったし、怒鳴られながら覚えてきた職人です。でもその分、仕事の一つひとつに込める想いは、誰にも負けへんつもりです。

どんな色がええか、費用の目安はどれくらいか――わからへんことがあったら、遠慮せんと聞いてください。無理な営業は絶対しません。「ここなら安心や」と思ってもらえるよう、いつでもお話聞かせてもらいます。

▶サガテクノはこんな会社です♪

▶外壁塗装・屋根塗装のお悩み、ございませんか?

吉井亀吉からのアドバイス

おう、よう読んだな。えらいじゃねぇか。
吉井亀吉、オイラがズバッと話すから、よく聞いときな。

コンクリート外壁の塗装っちゅうのはな、ただの「見た目直し」じゃねぇんだ。建物の命綱みてぇなもんだ。水が入りゃあ中の鉄筋がサビちまって、下手すりゃ壁がバキッといっちまう。そしたらもう大工事だ。オイラの職人仲間でも、「なんでもっと早よやらなかったんや」っちゅう後悔、よく聞く話やで。

でもな、「10年に1回塗り替えろ」っちゅうのも、ただの目安だ。場所によっちゃあ5〜7年で傷むこともある。海のそば、日当たりのキツイとこなんかは特に要注意や。せやから、ちょいちょい壁を見てみるんや。ひび割れ、カビ、塗膜の剥がれ――そういうの見つけたら、それが「そろそろ塗ってくれや〜」っちゅうサインやで。

んで、業者選びや。これがまた大事やねん。安いからって飛びついたらアカンで。丁寧な下地処理せん業者は、オイラ言わせりゃ職人やあらへん。塗って数年でボロボロなんて話、ザラに聞くで。見積もりは3社以上から取れ。そして、分からん言葉があったら遠慮せんで聞くんや。分からんまま工事始めたら、後悔しても遅いからな。

塗料もピンキリや。全部高けりゃええってもんやない。家の状態と財布の中身に合わせた“ちょうどええ選択”があるんや。大事なんは「今だけ良ければ」やのうて、「長持ちするかどうか」や。

オイラ、こう見えて50年近くこの道におる。家は命と一緒や、大事にせなアカン。困ったらいつでも相談してくれ!

▶外壁塗装・屋根塗装のご相談はお気軽に♪

まとめ:コンクリート外壁塗装で建物を守りましょう

今回の記事では、コンクリート外壁塗装の重要性、費用相場、塗り替え時期、そして信頼できる業者選びのポイントについて解説しました。コンクリート外壁は、建物を風雨や紫外線から守る重要な役割を担っていますが、適切なメンテナンスを怠ると、劣化が進み、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。

適切な時期に適切な塗装を行うことで、建物の寿命を延ばし、美観を維持することができます。また、定期的なメンテナンスは、将来的な大規模な修繕費用を抑えることにもつながります。

信頼できる業者を選び、安心して塗装工事を依頼しましょう。実績や評判、見積もりの内容、アフターフォローなどをしっかりと確認し、納得できる業者を選ぶことが重要です。

コンクリート外壁塗装は、建物を守り、資産価値を維持するための重要な投資です。この記事が、皆様の快適な住まいづくりのお役に立てれば幸いです。

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