初めての方へ - 株式会社サガテクノ

代表あいさつ

Greeting

外壁塗装もサービス業

はじめまして。
サガテクノ代表の妹尾和正です。

当社では外壁・屋根塗装工事もサービス業だと考えながら日々施工を行っています。

私自身も職人として現場にでていますが、「外壁塗装もサービス業」と考えるに至った背景などを自己紹介も兼ねながらお伝えさせていただきます。よろしければご覧ください。

生い立ち

当社は昭和45年に私の父が創業しました。
自宅を兼ねた事務所に倉庫が隣接していたので、幼い私にとっては毎日家に職人さんが来てくれているような感覚です。

小さい頃から外壁塗装を身近に感じながら育ってきたので、私も小学生になる頃には「俺も塗装屋になる！」と話していた記憶があります。

小学校の夏休みなど長期の休みに入ると、現場の職人について行きながら塗料の密着をよくするためのペーパー掛けや掃除などのお手伝いをしてお小遣いをもらっていました。良い言い方をすれば英才教育に近かったかもしれません。

この習慣が高校を出るまで続いたので、早くから外壁塗装工事の知識を覚えることができました。

ところが、高校生になると入部したゴルフ部でゴルフにのめり込み、一時はプロになりたいと本気で思うようになります。
高校生になっても塗装の現場でアルバイトは行っていましたが、それでも親のお金でゴルフをさせてもらっていることに違いありません。そのため一生懸命やらないとダメだと思い、「どうせやるならプロを目指そう！」と練習に明け暮れました。

ですが現実は甘くはなく、卒業する前に挫折しました。

塗装職人の道へ

20歳でサガテクノに入社して本格的に職人の道に進むようになったのですが、当時から当社は職人集団。そのため待ち受けていたのは大変厳しい指導の毎日でした。

場の技術は、サガテクノの中でも最も高いスキルを持つ常務に教えてもらっていました。この常務の指導があまりに厳しく、正直「辞めたい」と思ったことも何度かあります。

そして現場以上に、社長である父と毎日一緒に過ごす中でケンカをして「こんな会社辞めてやる！」と思ったことが何度もありました。

こうして、どちらかと言えば反抗的な毎日を過ごしていた私の心が入れ替わるキッカケとなった出来事があります。

会社で数千万円規模の大きな工事を行うことがあり、私はその現場に監督の立場で関わらせてもらっていました。そこに自分と同世代のタイル工が何人か入っていたのですが、彼らが毎日のように「こんな会社、もう辞めようか」と話しながら作業をしていたのです。

「こいつら、なんて情けない奴らなんだ」

そう思いながら彼らを見ていましたが、ふと振り返ってみると自分も同じでした。

「周りからは、自分もこんなに情けない奴だと思われていたのか？」そう思うと恥ずかしくて仕方がなかったです。そこで初めて「しっかりやっていこう」と心を入れ替え、そこから弱音を吐かずに現場と向き合えるようになったように思います。

その後、年齢を重ねながら様々な現場で技術だけでなく人間関係も学んでいく中で、私は

“塗装工事は「人対人」が大切で、技術だけでなく人間力によってもサービスの質が変わる”

と少しずつ感じるようになりました。そして平成、令和と時代が変わるとともに、これは間違いないことだとハッキリ実感しています。

今は昔のように、良い工事を行っていれば素っ気ない対応でも次も呼んでもらえることがない時代です。

良い工事をお届けするのは当たり前。それだけでなく、挨拶やお客様への気配りなど、人間としてしっかりした対応ができないと決して満足していただけないと考えています。

このような理由があり、私は「塗装工事もサービス業」と捉えて、社員全員でこの意識を徹底しながら業務に取り組めるよう日々努めています。

給料はお客様から頂いている。

そんな意識をもって働きながら、地元である京都の方々に良いサービスをお届けしていく。

そしてお客様にトータルで「良い工事だった」と思っていただける会社を目指して、今後も活動していきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

株式会社サガテクノ　代表取締役　妹尾和正